2007年04月18日
米国パテント戦略
今日は朝から会議があり、まだ誰も来ていない事務所で後輩の牧野さんと一緒に、次回某大手企業向けセミナーの打合せを行った。なんだかんだと仕事が絶えず、1時から帝國ホテルで行われた知財セミナーにようやく時間内に駆けつけた。久振りにカナダや米国の弁護士と会えるので楽しみにしていた。6月に米国で行われる知財会議に出席できないので今回のセミナーは貴重であった。
終わってからは久々に会う友人と夕食。午後8時には解散した。知財関連はまだ熱い。だが、流されていると大きな問題を見失うことになる。個人的には知財は重要であると思うが、一部の知財専門家が騒ぐほどのものかは疑問である。弁護士としては一契約対象として冷静に管理はするが、特段別扱いするほどのことはないと思う。一部の特許マフィアに振り回されないことが重要だ。そうは言っても特許訴訟防御は大事なテーマではあるが。いろいろと考えさせられたセミナーではあった。
興味ある方もいるのでセミナーのキーワードだけをご紹介させてただく。
1 経済産業省プレゼン
キーワード
知財のポートフォリオ管理
ノウハウと特許の対象を明確化の事例(何をノウハウにとどめるか?)
新規アイデアの5割が外部からの導入
金儲けできる技術の評価をする能力・組織・システムが重要
2 弁護士プレゼン
キーワード
特許(独占可)によるビジネス拡大のツール
特許ポートフォリオのレビュー (本当に価値ある特許・技術の選別)
継続的改善(当局の傾向を把握)
質を超える数量過多はリスク
日本で成功しているとしても米国ではそうでないことも多い
継続して申請続ける努力
競争相手に対する継続的調査
競争相手の商品の分析 相手の商品をベースにクレームを検討する
先方の特許戦略、過去の対応内容を調査
万全を期してクレーム 裁判所はいかなる結論を出すか?
ロイヤルティーゲットが可能か? 市場規模で判断するか?
特許クレーム
Sandisk v ST Microelectronics 訴訟問題 弁護士にチェックせよ
3 特許コンサル会社プレゼン
キーワード
特許戦略はビジネス戦略 法的にのみ動くべきではない
企業文化の変革 防御からIPを現金化
訴訟を恐れるべきではない
国際的な視野の涵養 特に日本と中国
社内のProsecution Group 対 Licensing Groupの戦いを客観的に精査する
数量志向 VS 質志向
攻撃的・防御的 アプローチ 訴訟による解決
Renewal はいずれの立場も和解に近づける
過去のクレームの精査、交渉の時に相手の感触、経験などから今あるものをrenewalしてみることの重要性
特許コンサル会社の仕事は特許をいかに現金化するか、特許をより強固にするためには、をコンサルティングする こういった企業の活用を検討すべきである
2007年04月18日 21:53
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