2006年05月30日
日本版SOX法セミナーのあきれた人選
今日は日本経済新聞社主催のセミナーに行ってきました。怒りが爆発し、途中で退席しました。
すでに報道でSOX法(SARBANNES OXLEY法)の由来は知っている人も多いと思うのですが、改めて整理すると、エンロン事件を発端として米国で成立した内部統制に関する大変厳しい監査徹底のための法律です。世界でも大手の会計事務所のアンダーセンが解散に追い込まれたほど悪事の限りを尽くした歴史に残るスキャンダルです。
その法律の日本版が再来年の施行を見据えて動き始めたため、企業は恐々としながら行方を見守っています。そのセミナーが今日日経ホールでありました。関心も高く抽選で事前に出席票を出すほどです。驚いたことに、このセミナーに元アンダーセンの人間が講師として参加して、2番目に話しました。馬鹿も休み休み言え!最後に「皆さんの会社がSOX法に上手に対処できるよう願っています」だと。
どこの会社もこんな法律を望んでなんかいない。莫大な監査費用がかかるのと、社内の管理費用がこれまた莫大にのしかかる。一体どこのバカのせいでこんな法律ができたというのだ。自分がエンロンには関わっていないというだろうが、同じ釜の飯をくってた連中が引き起こした歴史的大事件だろう。遠慮も何もない。だいたいこんなやつを講師に呼ぶとは何を考えているのだろうか。この程度のコメントなら誰でもできる。
僕はその後のパネルディスカッションは見なかった。とても座ってられる気分ではなかった。僕の頭の中ではアンダーセンという会計事務所は極悪の集団である。企業人ならば同様に考えるだろう。それほどその新法の要求は厳しく、厳格で、コストを強いるものである。
そうは言っても法律はできつつある。日本にはアメリカとは異なる監査制度もある。何とかならないか、この悪法。会計士事務所が消えて会計士のメシの種となる法律ができるとは、何だかなぁ。(阿藤快風)
2006年05月30日 22:16
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