2006年05月07日
お祝いの一席
この10年、一番仲良くしている人がめでたく昇格されたのでお祝いをしてきました。
いざお祝いとなると、どこで、何を、などと考えてまとまらないものですが、今回はリーチ一発即「醍醐」。たまに行く精進料理です。なんだか体が元気になる、ような気がする料理です。もともとは愛宕神社に隣接する寺の境内にあった料理屋ですが、例の愛宕ヒルズの建設で住宅棟の二階に移転したとのことです。
弁護士の仕事についてから送別会、忘年会、新人歓迎会といった類の飲み会がどっと減りました。その分、別の名目での飲み会は増えているのですが、けじめの会というのは確実に減りました。昔サラリーマン時代には、駅での胴上げまで経験したものとしては、懐かしさがこみ上げます。新人を大切にして、けじめを大切にして、一生同じ会社で協力し合う、といった仲間意識を大事にする風潮が強かったですね。
それがいいのかどうかではなくて、人生のけじめのようなものは大事ではないだろうか、とたまに考えます。「社員旅行の代わりにお金をください」「アフター5は干渉しないでください」「自宅の住所は教えません」「ゴルフなどで週末をつぶすのはいやです」といった米国型個人主義的思想・私生活はそれなりの幸せをもたらしたのだろうが、心の安寧をもたらしたかどうかは不明だ。
仕事柄ホテルのレストランもよく利用する。が、主任さん、シェフ、オーナー、マネージャーなど誰も知らない店は選ばない。座ったら僕の顔色を見て適当に選んで出してくれる店が今夜行く店の選択基準の「基本のき」である。おいしいものを出して喜んでもらえるということを大事にする店には優しさがあるように思います。
今でも僕の外食の基本は早稲田にあるおでんの「しのぶ」で出会うあのお母さんの笑顔です。30年たっても変わらず、いつ行っても笑顔で迎えてくれる、あの空間こそが食堂の原点だろうと思います。しのぶとはいろいろとご縁がありましたが、別の機会にまた整理します。
2006年05月07日 12:02
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://kazuhito.biz/cgi/mt/mt-tb.cgi/53











