2006年02月19日
ある新聞に寄稿しました
友人がキャップとして勤めている「生産性新聞」に時折寄稿しています。今回はやわらかい記事でしたのでそのまま載せますので読んでください。
生産性新聞 寄稿 「生活を豊かにする趣味の持ち方」 舛井一仁
サブタイトル 食卓を大勢で囲むこと:
趣味がない人が多い世代といわれる我ら50代前半。高度成長を突っ走った先輩、全く異次元の感覚を持つ後輩。その狭間で大きな時代の変化の波をかぶった私は「こんな生き方したいなあ」と思うことを、何とか現実化しようと今も楽しみながらもがいています。会社員-公務員-社長-教授-弁護士と経験しながら人からは「飄々と生きている」と言われるように無理しないで小さな山を目指しています。「ひとつのカテゴリーとか言葉で表せないような生き方」をしたいと思っています。
そういうわけではありませんが、「趣味はこれだ!」といえるようなものはありません。テーマとしては一般論を編集者は期待して依頼をしてくれたのですが、人それぞれ、楽しみ方は違うのではないでしょうか。僕自身はビートルズ世代ということで、憧れのリッケンバッカー325というギターをロスで手に入れた6年ほど前からプロのギターリストに教えてもらったりしながら、ビートルズのコピーをすることを楽しんでいます。延長線上にある話ですが、六本木にあるアビーロード(http://www.abbeyroad.ne.jp/)というライブハウスに出ている世界的に有名なビートルズのコピーバンド「パロッツ」の演奏を一人聞きながらビールを飲むのが僕の極上のオフタイムです。
食に関しても趣味といえるかどうかわかりませんがこだわりと楽しみがあります。僕には食事はみんなで楽しく食べるという信念のようなものがあります。家族のように話せるところでないと外食をしません。これは昔、我が家が下宿屋をしていたころの名残がそのまま受け継がれた体質だろうと思うのですが、16人の家族や学生、住み込みのお手伝いさんが一緒に食事をしていました。合宿のようなのりでしょうか。今のワンルームマンションに代表されるプライバシーも大切ですが、共同生活をすることで人は社会生活(他人の体温を感じ取れる能力)をスムースに送ることができる感性を養える、と確信しています。
子供たちが巣立った今では、地方から東京で頑張っている若い俳優さんたちと一緒にご飯をみんなで食べることを楽しんでいます。彼らが主役をいただいたとか、舞台が決まったとか、CMに出る、などという話を聞きながら彼らから刺激をもらい、僕からも親代わりとして経験を話したりします。いつもみんなで食事をしながらの会話になります。従い、彼らの出演する舞台や映画、テレビを見ることが楽しい趣味のひとつになります。若い有能な人たちを応援することは僕ら世代の務めであると僕は思います。俳優となる人は幼いころから他人とは違う天賦の才と美を与えられていますが、花咲くまでは苦労が多い職業です。花のある若者が笑顔を絶やすことがないように応援をすることで僕自身の生活にも潤いが生まれているように思います。
2006年02月19日 16:13
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