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2006年02月25日

法学部の役割

春の受験シーズンが真っ盛り、これから後期試験や2次募集、3次募集が始まります。

僕が大学の法学部にお世話になって11年目が終わろうとしています。入社(?)4年目に新学科の提案をしました。法曹養成とは別の目的を持つ大学では法学部のあり方自体が問われています。国士舘にはロースクールはありません。創設に大反対をしました。現在74校にできましたがいずれ半分がつぶれるか改組を余儀なくされると思います。入り口が文科省の努力で増えても出口である司法試験合格者は法務省が握っています。合格者は数年後に3000人に増えても、3回受験制限という厳しい制限があるうえ、3年後あたりには合格率は平均で20%、東大京大・早慶中央・上位10校あたりが50%維持すると残りの大学の平均は5%程度になりかねません。厳しい状況です。

僕が提案した新学科は当初「国際ビジネス法学科」でしたが、結局採用になった時点では「現代ビジネス法学科」で決まりました。「国際」「環境」「都市」へといった改名ブームがピークを超え、当初案は陳腐化した時代になっていました。これが結果OKで、今年度は学生数の減少傾向の中、唯一学内で志願者数を伸ばしました。ほっとしています。学部教育としての、つまり18-22歳教育として法学部のカリキュラムはまだまだ変容しますが、僕は限りなく一般教養化するか専門化するかのどちらかだと思います。僕は後者を提案しました。

これからも常に変化させ続けなくてはいけないところに大学の教員や法人の苦労があります。この11年間は変化対応の連続でした。そして、ついにこの4月、「総合知的財産法学研究科」という弁理士養成の大学院を文系では最初に国士舘でオープンしました。ぜひHPをごらんになってください。
評価は数年後でしょうが、当面は全力で宣伝したいと思います。

2006年02月25日 23:13

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